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【独断注目商品REVIEW】
どこでも手軽に記録・閲覧できるクラウドを活用した農業支援システム
- 編集部
- 2012年04月24日
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圃場管理・栽培履歴管理システムアグリノート
「クラウド」という言葉を最近よく耳にするようになった。ユーザーがインターネットを通じてサービスを受け、その利用料金を支払う仕組みのサービスのことである。Facebookやウェブメールなどが代表例だ。
その利点を活用した農業支援システムが登場したので紹介したい。ウォーターセル(株)が3月にリリースした「アグリノート」はインターネット上の圃場管理・栽培履歴管理システムである。昨年から開発が始まり、いよいよ配信が始まった。
常に進化を続けるシステムはユーザー、開発側双方に好都合
これまでのソフトウェアはPCごとにインストールして、データ管理も自前で行なうものだった。バージョンアップの際には、再度インストールが必要で、追加料金がかかる。
では、クラウドを利用すると何が違うのだろうか。大きな違いはシステム自体も保存データもインターネットの向こう側に置かれていることである。ユーザーはネットを通じて向こう側にある自分のページを開くだけで手軽に利用できるというわけだ。便利なのは、インターネットへの接続環境さえあれば、PCやスマートフォン、タブレット端末からいつでもどこからでもアクセスできること。そして、バージョンアップは提供元で自動的に行なわれるので、ユーザー側は最新バージョンを利用できる点である。追加料金も更新する手間も要らない。
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