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座談会

読者座談会 時代に合わせて変化できる常に挑戦し続ける経営力とは



昆 作業員にさせられている状態だね。新しい仕事が始まるときというのは、就農するチャンスとしてはいいのだろうね。これから先、何をやるべきだと思っていますか?

松隈(裕) 選択肢を増やしていくだけだと思うんですね。世の中の動きが変わると影響を受けるから、人よりも多く選択肢を持っておけば、その時代に対して、要はいい選択肢に切り替えできる。他の人ができなくても、乗り越えていける。その選択肢をいかに一つでも多く作っていけるかというのが今からは大事だと思っているんですよ。

手島(拓) もうジャガイモでもある程度、できる面積が限られてくるので、次の作物に挑戦できるような機械を持っていないといけないですし、持っている機械で何ができるのかというのも、切り替えて、次にこっち、というように移り変われる考えを身につけていきたいです。

手島 やっぱり子供というのは新たな部門を挑戦させないと伸びないのかなと思います。だからジャガイモも始めてみました。今、次の作物を勉強し始めています。

松隈 今の後継者はしっかりしていますよね、みんな。オヤジがどっぷり頼っているという感じが意外と多いですよね、どこも(笑)。

昆 お父さんたちほど、時代に合わさって、どんどん変化させられる人っていないですよ。佐賀のコメなんか、高く売れない、ますます商業用は減るし、どうしようっていう時に単に規模拡大っていうだけじゃなくて、事業の意味に役割を変えていかないといけないのです。

松隈 ここは雨は多いし、雪も多い。夏は1日中暑くて、冬になれば1日中寒いという天候で農業条件が一番悪いんです。だから県内でも規模拡大が進むのだと思います。

昆 みんながやらない場所にいるから得してる。それで、みんなが駄目だと思っているから儲かるんです。

松隈 会社でも何でも厳しいときに一番変わるんですよね。そこで生き残れるかどうか決まります。

昆 そうですね。今日は皆さんありがとうございました。

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