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南アフリカ クワズール・ナタール州ミッドランズにファストラックが上陸
南アフリカで最も急速に成長している農機販売会社の一つグリーンフィールズ・アグリカルチュラル社は最近、JCBファストラックを自身のトラクタ・作業機部門に加えた。
クワズール・ナタール州ミッドランズのムーイ・リバーに位置する、歴史のある同社圃場でイベントを行なった。JCBトラクタの発売を発表し、テレハンドラーや不整地フォークリフト、ホイールローダ、スキッドステアローダ、ワークマックス・ユーティリティビークルなど同社農機カタログ掲載製品を展示した。
黄色いJCBトラクタが紹介された背景には、地場市場では多くのトラクタが用いられているが、特に林業やサトウキビ産業では、大幅に改造されて牽引用として使われているものもある。販売会社はこれらの分野をターゲットとして高速JCBファストラックキャリアを売り込みたい考えだ。他の利用法についても試験が予定されている。例えばトウモロコシ栽培地域での穀粒の運搬などは、コンバインのような大型機械で毎時何tもの穀物を刈ることを考えれば、圃場内や路上運搬中のハンドリングにも異なるアプローチが必要である。
現在、同国で入手可能な作業機の中でも高い能力を持っているので、通常の耕作作業を行なうだけでなく、同機の性能は堆肥や肥料、薬剤の散布などにますます活かされるであろう。
JCBファストラックはアフリカ大陸のその他の地域ではすでに重宝されている。特にマラウイでは、長年相当な数の同機が稼働しており、サトウキビを運搬している。
米国 運搬作業の負担を軽減
北米の農家に尋ねてみるといい。特にピッチフォークやピッチショベルを使用した経験があり、スキッドステアローダの価値を実感しているベテラン農家はこう答えるだろう。この機械が定着する以前はどのようにしていたか想像できないと。
例えばアイオワ州中部育ちのデール・ジャンス氏。父親は1950年代に就農し、彼が父親と働き始めたのは70年代である。現在は息子のケビンが故郷に戻り、3代目として農業で生きていこうとしている。
アイオワの最も肥沃な土壌環境下で、現在飼育しているのは数千羽の七面鳥だ。飼育舎は幅18~23mで場所によって変わり、中には長さ150mの大規模なものもある。「我われのボブキャットローダは、飼育舎の清掃、堆肥散布、除雪など七面鳥飼育のあらゆる場面に使っている」とジャンス氏は話す。
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