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■ タイ(チェンマイ)…経済成長で富裕層も増えつつある。米食文化の中での差別化が課題か。
A1:チェンマイでは日本からの輸入物は見かけないが、バンコクにはある。
A2:店頭に並んでいるのがササニシキ、あきたこまち、その他無記名のもの。いずれも産地はチェンライ(タイ北部)。価格は5kg250~300バーツ(約625~750円)前後。「Rimping(リンピン:日本でいうところの紀伊国屋?!)」スーパーや「Tops(トップス)」、大型スーパー「TescoLotus(テスコロータス)」などで売られている。
A3:現地生産の日本米を買っている。上記のスーパーで簡単に手に入る。生産会社がいくつかあり、味にバラツキはあるが、それなりにおいしい。
A4:高い。ただし、和食は「高い」というイメージがあるので、多少高くても好きな人は買うと思う。
A5:日本食はもっちりしているので人気がある。中には「タイ米の方が香りが良い」という人もいるが、比較的好評。
■ 米国(コロラド州)…意外にも主要都市以外では日本産米を入手しにくい現状をどう見る?
A1:この辺りのスーパーには、中粒米のカリフォルニア米しか置かれていませんが、オーガニック食材を扱う専門店、ホールフーズ、スプラウトといったお店では、品種や産地などは書かれていませんが、ジャポニカ米が自分でビニール袋に入れて購入するというスタイルで売られています。中には、「寿司米」といって売られている場合もあり、総じてその場合は少し高めに設定されています。オーガニック食材は日本同様、特別にオーガニックにこだわる人のみでなく、価格も最近とてもお得に設定されており、利用者が増え、いわゆる一般消費者層のスーパーと同じようなところに位置しております。残念ながら、日本から輸入された日本産米というのは手に入らない様です。
A2:デンバーダウンタウンにある日本食材店では、オンラインでもジャポニカ種の販売を行なっています。15ポンド(6.8kg)で22ドル(約1,700円)前後で売られています。前回足を運んだ時には、50ポンド(20kg弱)で、70ドル(約5,600円)で売られていました。これは珍しいサイズです。前後というのは、これは『玉錦』という、3つ有るうちの中レベルのコメで、こしひかりと夢心地をかけ合わせたブレンドの、カリフォルニア産のお米となっていて、これより一つランク下の夢心地は『夢』という名前で20ドル(約1,600円)、一つ上は『望』がありまして、こちらはコシヒカリのカリフォルニア米で、23ドル(約1,840円)ほどで売られています。同種のコメは、アジア食材店でも同じような値段で売られております。
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