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イベントレポート

『農業経営者』読者の会 定例セミナー 誌上採録 

今回の定例セミナーでは、A-1グランプリ2011で『Agrizm』賞を獲得した(有)石田牧場の石田陽一氏(神奈川県伊勢原市)に講演いただいた。石田氏のビジネスプランはP46に掲載したので、今回は質疑応答の様子を採録する。

第68回定例セミナー 夢を実現する一歩を踏み出す次世代経営者~農業ビジネス挑戦記~(有限会社石田牧場 ジェラート屋めぐり 代表 石田陽一氏)

Q:プロフィールによればニュージーランドで修行されたとのことですが、仕事のビジネスプランや考え方に影響を与えた点はありますか。

石田:「日本の酪農と海外の酪農は全く逆」という体験をしたことが、確実に今の自分の価値観に繋がっていると思います。
 僕は大学を卒業後、2007年から2008年まで、頭数が2600頭、放牧地の面積が700haという大規模なニュージーランドの牧場で働いていました。当時はバイオエタノールの影響で国際的に穀物飼料の価格が3、4倍に跳ね上がってしまった時期で、実家の経営はすごくきびしかったんです。でもニュージーランドは100%放牧飼料なので、国際的な趨勢とは無縁で、経営はイケイケの状態でした。インターネットで日本の状況を知った時、「同じ酪農なのに、どうしてこんなに違うんだろう?」と他人事のように感じていたぐらいです。

 それから帰国して実家を継いでみると、餌が高騰して経営は不安定だし、だからといって神奈川では規模拡大も難しいし、周りに人がいるから臭いや環境もニュージランドの何倍も気を遣わなくてはいけない。「ここで酪農をやる意味ってなんだろう?」と半年間くらい考えてました。

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