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特集

伸びるぞ!府県の畑作野菜経営
なぜ今、府県の畑作野菜経営に注目するのか

 本誌では今後、誌面での情報提供だけでなく、関連産業との協力関係の仲立ちを含めて微力ながら読者への協力を行なっていきたいと考える。

 本誌特集報告者を中心に、関連産業関係者を含め、3月に予定されているシンポジウムへの参加をご案内したい。


自己完結型大規模畑作経営の実践


黄金崎農場理事
木村慎一
青森県西津軽郡深浦町大字炉作堰根135
TEL.0173(75)2122
昭和25年9月30日生まれ。青森県立五所川原農林高校卒業。昭和51年、農事組合法人黄金崎農場をに佐々木君夫氏を代表者に竹内雅孝氏らと設立。設立当初は市場出荷を中心とした経営であったが、現在は  hr の圃場に、小麦、ダイコン、バレイショ、ニンジンなど契約栽培を中心に栽培、合わせて漬物大根の半加工工場も経営する


【380ha経営】

 農事組合法人黄金崎農場は、青森県の西のはずれ、日本海に開けた深浦町にあって、私と佐々木君夫(46)、同い年の竹内雅孝(45)の3人で20年の歳月でっくりあげた共同経営方式の農場である。

 平成7年の作付面積は約380haに達している。小麦が160ha、バレイショ80ha、ダイコンが77haで、この3作目が経営の柱である。ほかに、大豆、ニンジン、ナガイモなども作付けしている。本年の売上目標は5億円となっており、畑作経営としては全国でも有数の規模でないかと、我々は自負している。

 バレイショは種子用と加工用、ダイコンは加工用が主体である。小麦、バレイショ、ダイコンとくれば、単位面積当たりの収益が低いものばかりである。それだけに、大型機械を駆使し面積で収益を稼ぐ必要があり、小麦刈取用の普通型コンバイン4台、バレイショ収穫用のポテトハーベスタ15台など機械のラインアップには気をつかっている。

 とはいっても、ダイコンの加工処理、バレイショの選別などまだまだ機械力の及ばない作業もあり、我々3人のほか、周年作業者が8人、臨時雇用者が年間で延べ9000人、この農場で働いている。

 農場経営のポイントは、販売に見合った営農活動、輪作などによる生産力の向上、大面積による収益性の拡大、働く人が安心できる就労環境、などにおいている。

 特に、「販売に見合った営農活動」を重視し、契約栽培に力を入れており、できるだけ販売にメドをつけてから、作付け面積を決めるようにしている。これは、儲けようの一点張りでやみくもに野菜を作付けして失敗したことを教訓にしている。

 農場づくりは、苦闘の連続であったが、その度に仲間と前向きに議論し、解決してきたつもりである。その歩みを簡単に紹介する。

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