ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

誰が農場の上空を飛んで良いって、言ったんだよっ!

GM栽培計画が発表された2004年10月1日以降、いろいろなメディアがわたしの農場に訪れることになった。

あるメディアはコマーシャルを流さず、集金活動に法的な正当性を主張し、受信料金の支払いをしない一般ピープルに訴訟を起こす権利を認められた放送会社、早い話NHKは全国津々浦々に放送網や取材支局を持っている。北海道経済の中心である札幌にNHKがあるのは理解できても、車で1時間ほど東の空知経済の中心である人口9万人の岩見沢にも、その拠点があることには正直、驚いた。

NHKが多くのメディアと同じく、国民に真実を伝える使命に燃え、正しくバイオについて道民に教授しなければならないと勘違いし、農場にアポなしでやって来る非常識度は一般社会で受けいれられると思っているのだから、癖が悪いと言う表現を超越しているのかもしれない。そしてその対応にも堪忍袋の緒が切れる状況になったのだが……。


今すぐ引き返せ!

大豆の収穫の準備に忙しい10月3日、近所に住む白川敏文さんから電話があり「農場の上でヘリが飛んでいるよ」と連絡が入った。その時は倉庫の中にいて、どこの空撮だろうと、いぶかる自分に触発されて重い腰を持ち上げ、澄みきった北海道の空を覗いてみた。

地上にいる時の空を見るいつもの目線で上空を見ると何も見えないが、ヘリコプター独特のローターが回っている音がする。ふと目線を下げて見ると、高さ500フィート(150m)位に確かにヘリコプターが一機、ホバリング(空中で留まる状態)していたのだ。なんでこんなところでホバリングをしているのか理解できなかったが、ヘリコプターのメインローターの下には“オールニッポンヘリコプター”そうです、あのNHKが契約しているヘリコプター会社のマークがはっきりと見えたのです。

勝手に宮井様の頭上を飛ぶとは不届き千万、ここがアフガン上空であれば行なわれているであろう、携帯型地対空ミサイル・スティンガー、いやまて、その発展型である東芝製で自衛隊が運用している91式携帯地対空誘導弾を用いて、ヘリコプターのエンジンから発せられる熱源を感知して、一発ぶちかます衝動に駆られてしまった。

関連記事

powered by weblio