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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

誰が農場の上空を飛んで良いって、言ったんだよっ!


約束の日になりK記者はドでかいカメラを担いで一人でやってきました。フライトプラン、気象のチェックなど所定の手続きを取り、2人でセスナ172が定置されてあるランプ(定置場)に徒歩で向かいました。メディアの方たちはヘリコプターやセスナの様な小型機には乗り慣れているので、彼は緊張している雰囲気もなく、「どんなアングルで撮りましょうか」などと余裕をかましていられるのも今のうちとも知らず、これから待ち受ける生きていられることを感謝出来る体験のフォアプレイを知る由もなかった。目の前のセスナ172にたどり着きオイル、ライト、燃料、操縦系などのフライト前チェックを私が行なっていると、K記者は「ミヤイさん、パイロットの方がまだ来ないのですか?」。やっと気が付いたのかNHK。私が「ここにいるじゃないですか」と伝えると、あのドでかいカメラをコンクリート製のランプに落としそうになった時の驚きは確かにマジ顔だった。


僕は関係ありませんから

飛行中は法律の範囲内のプラスとマイナスG(重力加速度)をかけながら無事、航空自衛隊の管制下の長沼の空撮を終え、陸上自衛隊が管制を行なう札幌・丘珠飛行場に帰着した。ところでNHKの記者は大変な仕事だ。大きな支局であればカメラマンやマイク係も同行して画像を取るのだろうが、岩見沢支局ではすべて自分で行なわなければならない。その仕事ぶりは一人何役も行なうハ〇撮り監督の様でもある。最後にはK記者のまじめな取材姿勢に感銘を受け、取材先で彼の手伝いを申し出たほどだ。

彼の「だれか生産者で、組み換えについて話してくれませんかね~?」の申し出に、今までの意地悪路線を修正して知り合いの生産者を紹介した。ところが、ついこの前まで「宮井さんについて行きます!」とシオラシクしていたやつが「僕は関係ありませんから」と簡単に裏切り、ある者は「協力出来ない」と、はっきり言える保身術に長けているのは一世代で習得したものではないことは地元の者はだれでも知っているのだぞと軽く脅しておく。

農業、特に北海道農業は何か牧歌的なイメージがあるが、現実の農業は航空法のみならず、憲法を筆頭に各種関連の多種多様な法律が存在して、農産物になっている。その現実を知らないのは案外、生産者当人なのかも知れない。

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