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オランダ ホイール付きの作業場
オランダ、ゼーヴォルデの農家ヘンク・ホリング氏は、近隣農家ポール・ヴァンエルダレン氏と密接な協力関係を保っている。ホリング氏は120ha、ヴァンエルダレン氏は180haの圃場をそれぞれ所有している。
2人はさらに150haの圃場を共同で借りている。しかし、その大半が農場の作業場から遠く離れており、例えばトラクタの一部に何らかの不具合が生じた場合、修理のためにわざわざ戻って来るのは難しい。特に忙しい収穫期は、多くの作業時間を無駄にすることになってしまうだろう。地元の販売店に連絡すれば良いのだが、ホリング氏もエルダレン氏もほとんどの修理やメンテナンスを自分たちで行なう方法を選んだ。ではどのような解決法があるのか。
小型の可動式作業場をつくることだ。大きな木箱には、使用頻度の高い工具と一緒に小型ディーゼル発電機、溶接機、グラインダ、ドリルなどが所狭しと詰め込まれている。しかし、この作業場の一番の利点は、フォークリフトを使えば、ものの数秒でピックアップトラックの荷台に載せることができることだ。したがって、修理の必要があれば直ちに駆けつけることができる。ホリング氏によれば無駄な中断時間がすでに大幅に減ったという。
オーストラリア 中古農機の所有権情報
中古農機を購入する前に、その機械が融資を受けるための担保に使われていないかどうか確認することが可能になった。こう話すのは豪州法律事務所のスレーター・アンド・ゴードンだ。これは、連邦政府の発表によれば、個人財産の保全にあたり、担保財産を公的登録することが制度化されることになったためだ。
同事務所、地域・農村問題担当のデビッド・エイトキン氏によれば、この登録簿により農家は購入を検討している中古の機械や農機具、車両、その他器具が融資の担保として使われていないことを確認することができるようになるという。
エイトキン氏は「これは中古品を購入しようとしている多くの農家がまさに関心を寄せていることだ。その販売品が銀行からの融資を受けるために担保として使われたのであれば、売り手の完全な所有物ではない」と説明する。続けて「この登録簿には農業機械やその他農業関連の所有物が含まれ、それらが抵当に入っているのかを確認することができるようになる。ちょうど、中古車の購入者がそうしているように」と加えた。
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