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アンケート

緊急アンケート 迫る総選挙! TPP・戸別補償・原発問題…これが農業界の本音だ



Q1 今、選挙があればどの政党に投票しますか?

【自民が維新と民主を突き放す】

 総選挙で投票する政党を聞いたところ、自民が34.4%でトップ。続く17.7%の日本維新の会、8.5%の民主を大きく引き離した。直近では日本経済新聞とテレビ東京が先月26、27日に緊急世論調査をしているが、そこでは自民は35%と1位。一方、民主14%、日本維新の会12%となり、一般世論と農業界の意向に違いがみられた。

 自民の回答者で特徴的なのは、震災復興への対応を評価しない割合が高いこと。評価しないは「どちらかといえば評価しない」を含め83.0%。

 日本維新の会の回答者はTPP参加に賛成する割合が72.2%(同47.8%)と高い。また、農業者戸別所得補償制度を評価しないは72.2%、減反反対は75.9%となるなど、従来の政策・体制に批判的な姿勢が目立った。また、同党に投票する回答率を世代別でみると20代だけが35.7%と突出して高い。

 今回の回答者数を都道府県別にみるとトップは1割を占めた北海道で、その投票先では自民が5割を超えた。北海道を支持基盤とする鈴木宗男氏の「新党大地・新民主」を含む「その他」は2.3%にとどまった。


Q2 次の首相にふさわしい人は?

【石破、安倍がトップ。小沢が3位に】

 次の首相にふわさしい人を聞いたところ、農政通で知られる元農相の石破茂氏が23.3%、安倍晋三氏が21.0%と自民がトップを占めた。3位は10.8%の小沢一郎氏。総選挙への出馬が注目されている橋下徹氏は9.2%で4位。現首相の野田佳彦氏は8.9%で5位にとどまった。時事通信が9月に実施した世論調査でも石破氏が14.3%でトップだった。元農相の鹿野道彦氏は1.0%、赤松広隆氏は0%とともに振るわなかった。

 3位につけた小沢一郎氏は時事の調査では4.1%、農業界での支持の方が高い結果になった。政治資金規正法違反に問われていることに加え、第一党の見込みは薄いとされる新党「国民の生活が第一」の代表だが、その“剛腕”に有権者はいまも高い信頼を寄せているようだ。

 野田氏の支持率を他の設問別でみると、問3の消費増税に「反対」の回答者では3.7%、問4のTPPでは「反対」では2%、問7の政府の復興対応で「評価しない」の回答者では4.4%(注)。

※この段の3つの数字は、「どちらかといえば反対」「評価しない」を除いてある。

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