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【あの機械この技術 私の取扱説明書】
高品質小麦の1t穫りを目指す
- 北海道中川郡池田町 武智唯浩
- 第4回 2012年10月12日
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武智農場で今年8月に収穫した秋小麦の反収は、24haの平均で約780kg(粗原で852kg、歩留まり91.6%)。品質もほぼ上位に格付けされ、好成績だった。
武智唯浩氏は、品種がキタホナミに切り替わった1年目から870kgという反収を叩き出した。翌年は660kgと振るわなかったが、昨年は816kg、そして4年目にあたる今年も高収量を維持する。「ホクシンでは反収が600kgを下回ることもあったから、キタホナミの方が作りやすいかな。収量より品質重視。100%を狙うと失敗するから80%を目指している」と話す。
同氏は高校を卒業してすぐ18歳で就農し、冬季の間は深川市にある拓殖大学北海道短期大学に3年間通った。父の代で分家した同農場の経営を委譲され2代目を継いだのは、29歳の頃。当時の面積は27haと比較的大きく、豆類の栽培に重きを置いていた。ハーベスタがない時代には、ジャガイモやビートなど根菜類はなかなか増やせなかったという。
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武智唯浩
北海道中川郡池田町
【経営データ】 ■年間売上:約7000万円 ■経営面積: 畑作51ha(小麦24ha、ジャガイモ<メークイン>9ha、ビート9ha、小豆9.5ha) ■労働構成:本人・妻・息子・嫁 ■売り先:主にJA(数年前に2年ほど小豆を商系に出荷していた)
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