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日本からの農作物及び食品加工品の輸入・販売事業
現地ですでに提携している現地大手スーパーや日系大手量販店に対して、カンボジアで作ったJFPブランド農作物と共に、最高級商品として日本の農作物及び食品加工品を販売する。今年度10月より、パイロット事業として3品目を試験的に現地スーパーにて販売予定。
【会場での質疑応答より】
――カンボジアでのビジネスパートナーとして現地政府の役人が加わっている。現地の事情を考慮すると仕方ない面もあるのだろうが、この関係は永続的に続くのか(青山浩子審査員)。
阿古 現政権のカンボジア人民党は、アジア各国の中でもかなりの長期間政権を運営しており、次期選挙でも圧勝すると見られる。いうなればかつての日本における自民党のような存在。ただ万が一の事態にも備えて、民間だけでもできるように、現地に進出している日本の民間の会社とも共同でプロジェクトを行なっている。そのひとつがカンボジアでのカンピョウの生産。値上がりしている中国産の代替として、カンボジア産にできないかという打診を受けている最中である。
――現地の富裕層だけを対象にすると、結局ニッチマーケットで事業が尻すぼみしかねない。その点についてはどうか(本間正義審査員)。
阿古 当社もその課題にぶち当たった。そのため、現地生産の農産物については中所得層を対象に生産・販売することにした。自動車でたとえるならば富裕層向けである日本からの輸出品についてはレクサス、現地生産のものはカローラといった具合に、同じブランドでも購買層を変えて展開をしようと考えている。
日本GAP協会賞獲得●「ミツバチ代替技術『受粉ハエ』の販売」/(株)JAPAN MAGGOT COMPANY 佐藤卓也(岡山県岡山市)
■ビジネスプラン概要:世界的に不足しているミツバチに代替する、人工繁殖で清潔な受粉ハエ(ビーフライ)の製造・販売。大規模生産者に対しては受粉バエの製造設備・製造ノウハウ等の技術提供を行なう事業も今後構築し進めていくというビジネスプラン。
■ポイント&ヒント:医療用ウジムシを製造・販売しているベンチャー企業が技術を応用して農業資材生産・販売に取り組むというオリジナリティー。一般的なイメージこそ悪いが自然界におけるハエの役割は、ミツバチと共通する点に着目した点も農業界にはない発想といえる。
【このビジネスプランを実現したい理由】
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