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西田裕紀のあの農場はこうして採用に成功した

人材ニーズの二極化進む!?

『農業経営者』読者の皆様、明けましておめでとうございます。この連載も早いもので6回目(半年)を迎えました。今年も現場で感じたことや、業界の傾向、採用時のコツなど「農業界の人材」という観点からお伝えしていきたいと思います。皆様の経営に少しでもお役に立てれば幸いです。

 毎月、様々な地域の農業経営者の方々を訪問して、人材に関する悩みや今後の方針などを聞く機会が多々あるのですが、最近は人材ニーズの二極化が進んでいるように見受けられます。

 ひとつは、業績や規模を順調に拡大している農業経営者による「新人スタッフは確保できているが、ある程度任せられる管理者がいない」という管理者のニーズです。

 もうひとつは、「単純に労働力が足りていない」という労働力のニーズです。

この2つは、単に経営体の規模の違いという考え方もできますが、それだけではないように思われます。
 一概にも言えませんが、前者の傾向として30~40代で、農業界では若手といえる経営者の方々に多く、それに対し後者は、長年農業をしている60代以降の経営者に多い傾向があります。

 管理者を求める経営者は、人材不足といわれる農業界でも新人スタッフの採用を上手におこない、労働力のニーズは満たしているのです(管理者ニーズについてはまた違う機会にお伝えしたいと思います)。

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