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今年の市場相場を読む

イチゴの品種間 棲み分けの行方 とちおとめ、あまおう、さがほのか、紅ほっぺ



【今後の対応】

イメージキャラクターにリカちゃんを起用して6年目を迎え、今シーズンは着せ替え人形として親子で登場する。「親子に愛されるイチゴ」を目指して、ポスターやのぼりなどで見られる。「さがいちご特別消費宣伝事業委員会」はリカちゃん親子の人形セットなどが当たるプレゼント企画も計画。こうしたPRツールを栽培県が協働して利用できるかが注目のポイントだ。イメージキャラとしては“お約束”の女の子大好きキャラに期待したい。

紅ほっぺ 差別化品種として全国的に栽培。スイーツ開発で用途提案の好例

【概況】

東京市場の紅ほっぺは、全体の1割弱のシェアながら単価はあまおうに次ぐ。開発県であり主産県でもある静岡産が8割近くを占めるが、関東では茨城、東海では愛知、九州では佐賀からの入荷がそれに続いている。品種登録は2002年で、静岡県では章姫との二大主要品種に育てようとしたものの、8割が紅ほっぺになった。東京市場での統計は07年から独立し、差別化品種として流通地域は広い。

【背景】

紅ほっぺが比較的、全国規模で栽培されているのは高級アイテム、あまおうの代替品種としてである。そんなステータスを守りながらブランド化と生産拡大を図るため、静岡県では全国の紅ほっぺ生産者や関係団体を一堂に集め、全国紅ほっぺいちごサミットも開催しているほど。ちなみに、静岡県の今年産イチゴの出荷量は少なかった前年を29%上回る6500tを目標にしている。前々年に比べ5%多い水準で流通・小売業界の期待に応える。

【今後の対応】

紅ほっぺの注目すべきPR法は、紅ほっぺを使ったオリジナルスイーツの開発だろう。栄養学を学ぶ女子学生と東武百貨店の各レストランのシェフが協力し、オリジナルのスイーツを作って提供する恒例の企画は各方面から注目されている。そうしたなかから評判の高かった「静岡県産紅ほっぺのタルト」を、ローソンではスイーツブランド春コレクション第一弾と称して全国の店舗で販売している。用途提案とメニュー提案の好事例でもある。

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