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【西田裕紀のあの農場はこうして採用に成功した】
新卒者を確保するには
- (株)Life Lab(ライフラボ) 西田裕紀
- 第7回 2013年02月15日
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新卒者採用が増加しているとはいえ、採用活動を開始したからといって、必ず採用が成功するとはいえません。逆に学生は大手志向が強く、他産業の企業と学生の奪い合いとなり、思うような採用実績を出せていない農場が多いのも現実です。
そんな中、これまではうまく採用できなかったけれど、募集の方法を変えただけで新卒者採用に成功している農場がありますので、ご紹介したいと思います。
茨城県で露地野菜を生産している農業法人Aでは、これまで何年も新卒者募集を行なっていたのですが、なかなか思うように採用できていませんでした。その募集方法は、一般の求人サイトで通常の転職者向けの中途採用(正社員およびアルバイト)と同じ求人ページ上に、「新卒者も募集」と告知していました。あくまで転職志望者向けのサイトですから、普通の新卒者がアクセスすることはレアケースなのです。
そこで新たな取り組みとして、新卒者向け専用の求人を求人サイトに掲載し、他業界の一般企業と同じように、12月にエントリー募集を開始、春前にはエントリーを締め切り、選考をする流れに変更をしたところ、募集の数も十分に集まり経営者の 理想通りの採用に成功しました。
ここでのポイントは次の2点です。
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西田裕紀 ニシダヒロノリ
(株)Life Lab(ライフラボ)
1978年愛知県生まれ。2005年に会社を設立し、翌年農業法人を中心とする一次産業の求人サイト「第一次産業ネット」をオープン。同サイトの会員(求職者)数は2万人。就職実績は年1000件を誇る。外国人技能実習生の受入れを担う、アジアアグリ協同組合代表理事も務める。http://www.life-lab.co.jp/
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