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【住めば都、耕せば楽園】
そばであそばない?
- (有)茨城白菜栽培組合 開発・営業担当 唐澤秀
- 第8回 2013年03月15日
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特別なこの日のためにそばを播き、粉を挽く
今住んでいる集落では、僕のくしゃみ音と共に春がくるなんて言われるほどでしたから。
ところで、鹿嶋パラダイスでは年に1回、新そば会をやっております。イベント名は「蕎麦パラダイス~究極の蕎麦会~」。今年は去る2月24日に開催しました。
この日のためだけに鹿嶋パラダイスではそばを播き育て、収穫した実は天日乾燥させます。そして直前に挽いて、打ちたて、茹でたてを存分に味わうのです。
定員は20名ほどです。この日は毎年1人につき、6人前以上が用意されました。とにかくあるだけ打っただけ出てきます。極上のものを溺れるほど食べるのがパラダイス! マスターはもう食えないって顔を見るのが大好きなサディスト。なもので、年々増えてきます、そばの量が。
かくいう僕ですが、もともとはそばが好きではなかったんです。あえて言うなら「そばってうまいのか!?」派でしょうか。これまではスーパーで売っているノビノビ茹でそばしか食べたことがなかったし、故郷浜松にはそば屋がありません。
なので、茨城に来た時は驚愕でした。外食といえば、そばなんですよ。で、しかもそばって意外に高いのでびっくりしました。国産のそば粉で手打ちだったら、ざるで800円、天ぷらにしたら余裕で1000円超えますしでも、その値段の割には、別段旨いとも感じないし量も足りないので、いつもカツ丼をプラスしていました。
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唐澤秀
(有)茨城白菜栽培組合
開発・営業担当
1976年静岡県生まれ。1999年、明治大学農学部卒業。2000年、(有)茨城白菜栽培組合に入社。組合員の農家で研修した後、商品開発・営業に携わり、「霜降り白菜」「極み大根」など、ブランド化した作物を次々と世に送り出す。現在は、生産者・流通などの垣根を越えて若手が交流する「若手の会」も主催する。茨城白菜栽培組合ホームページ http://www.hakusai.co.jp/
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