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独断注目商品REVIEW

韓国製の中型ベーラー 耐久性に優れ、稲ワラ梱包に最適

昨年、(株)ビコンンジャパンが韓国製の中型ベーラーの輸入・販売を始めた。これまで牧草地向けの大型ベーラーを手がけてきた同社。RB1000DFの魅力について「大型ベーラーに引けを取らない、装備や耐久性に目を見張るものがある」と話す。本州の畜産・酪農経営者、コントラクタが主なターゲットである。

カッティングロールベーラー RB1000DF

 本州の水田では、従来、主に国内メーカー2社が製造・販売する機械が使われてきた。牧草や麦ワラなどに比べて、稲ワラの収集は過酷な環境が強いられ、コンパクトかつ耐久性に優れた機械が求められていた。とはいえ、強靭な構造の欧米メーカーの牧草・麦幹梱包用のベーラーは、稲ワラの扱いに慣れていない。そこで、注目したのが主に稲ワラを扱う韓国製の機械というわけだ。製造元のミュンサン(MYUNGSUNG)社は韓国国内にヨーロッパから作業機を輸入する一方、独自に機械の開発・製造を手がけている。


ワラ詰まりの解除操作は運転席から油圧で行なう

 本機の仕様を紹介しよう。ベールサイズは直径1m×幅1mでネット専用。カッティング装置はドロップフロア付きで、油圧で底板部とナイフが下がる構造だ。ローター部に稲ワラが詰まった際にはトラクタの運転席からリモコン操作で詰まりを解消できるので、作業が停止する時間が少なくて済む。実作業に時間を有効に使えるようになり、1日当たりの作業面積も増える。

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