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今月の数字

上海市内を流れる黄浦江流域で回収された豚の死骸の数

中国の上海市内を流れる黄浦江に大量のブタの死骸が流れ着いた。3月5日から24日午後までに回収した数は実に1万924匹に上った。これに加え、黄浦江の上流に位置する浙江省嘉興市でも5,528匹のブタの死骸が回収されたという。

16,452匹

 大半は子ブタで、一部から子ブタが感染しやすい豚サーコウイルスが検出された。黄浦江は上海市の飲料水の水源に指定されており、給水量は市全体の2割に及ぶ。

 嘉興市は養豚農家13万戸が約730万匹を飼育する豚の大産地である。ただ、1戸当たり50匹以下の小規模農家が9割を占め、狭い豚舎で密集して飼うため衛生状態が悪く、大規模な養豚場と比べ豚の死亡率が高いという。同市には養豚農家が病死豚を正規に処分した際、処理費用として1匹当たり80元(約1,200円)を地方政府から支給する制度があるものの、それを養豚農家が「知らされていない」ことが不法投棄につながったと人民日報は伝えている。一方、浙江省では感染症などで死亡した豚の肉を回収し、食用で市場に流通させる密売グループが存在していたが、ここ数年、相次いで摘発されたことから、処分に困った養豚農家が不法投棄したことが今回の背景にある。

 時を同じくして、中国で鳥インフルエンザの人への感染が確認された。3月31日、これまで人への感染例が報告されていなかった型の鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染し、上海市在住の87歳と27歳の男性2人が死亡していたことが分かった。87歳の男性は2月19日に発病し、3月4日に死亡した。

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