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海外レポート

フランス農業展示会視察レポート SIMA(国際農業ビジネスショー) & SIA(パリ国際農業見本市)前編

2月にフランス・パリで開催された農業に関わる2つの展示会に出かけた。SIMA(国際農業ビジネスショー)は75周年、SIA(パリ国際農業見本市)は50周年というともにメモリアルイヤーを迎えた。初めて海外の展示会に出かけた筆者が見た情景を2回に渡ってレポートする。 取材・まとめ/加藤祐子
 
 読者の多くはなぜ海外の展示会に足を運ぶのだろうか。実際に出かけてみると、その理由の一端を感じることができた。

 最高気温が0℃前後と寒波に見舞われた2月のフランス・パリで農業に関わる2つの展示会が催された。

 パリ国際見本市は一般のパリ市民が子供から大人まで多く訪れるイベントである。昨年日本で開催された「農業フロンティア」はこの展示会を参考にしたそうだ。穀物や野菜が種から成長して収穫され、食卓に提供されるまでの一連の流れを多様に展示している。フランス全土や世界各国から集められた物産品が軒を連ねるパビリオンもあれば、牛や豚、ヤギなどの家畜を実際に飼育するパビリオンもある。一日歩いただけでフランス全土の農業や食に関する文化や習慣の多様さを体感できた。

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