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海外レポート

フランス農業展示会視察レポート SIMA(国際農業ビジネスショー)後編

今年2月に開催されたSIMA(国際農業ビジネスショー)。40カ国から1,700あまりの企業が出展し、5日間で25万人弱を集めた。トラクタやコンバインの大型農機、作業機、収穫機だけでなく、エネルギープラントのブースも広がりを見せていた。後編は、技術情報を紹介する。 取材・まとめ/加藤祐子
同行した読者に聞いたところ、海外の展示会を歩けば世界の農業技術のトレンドを肌で感じることができるという。早速、フランス語で新しいを意味する「ヌーボー(Nouveau)」と書かれた商品に注目した。
まず、GPSと連動した作業機のラインナップは充実していた。ブロードキャスタには施肥が重ならないようにスピンナーやシャッタを自動制御する機能。さらに、葉色センサと連携して、窒素肥料の追肥量を可変制御する精密農業に対応した機種も標準的になりつつある。スプレイヤはブームをいくつかのセクションに区切ってノズルを制御することで散布幅を調整する。今後は作業機ごとにキャビンに搭載するコントロールパネルの集約に注目したい。

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