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昆 それから僕は、メイドバイジャパニーズで和食マーケットを作ろうと言っているんです。和食というのは白いご飯なんですよ。和食を世界に広めれば、日本のコメの価値を外国人にも認知してもらえるんではないかと思うんです。
林 マーケットを広げていくというお考えには私も賛成です。私は、「FBI戦略」と言っていますが、農林水産省として、メイドフロムジャパン、メイドバイジャパン、メイドインジャパンの取り組みを進め、日本食のマーケットを広げる方針を打ち出したところです。
昆 外食産業は大戸屋が東南アジアで伸びているでしょう。あれはすごく意味が大きいんですよ。タイではチェーンの和食の店舗が出ているわけですよ。白いご飯を食べさせることで海外に良食味のコメマーケットができる。それが日本農業のチャンスです。
林 現地では所得を増やしているから、今度はあの人たちの舌が肥えてくるわけです。だから、ホッケ定食がインドネシアで流行るという話が出てくるわけですよ。私はもともと商社にいましたので(笑)
昆 そうでしたね(笑)。ありがとうございました。
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林芳正 ハヤシヨシマサ
農林水産大臣
1961年山口県生まれ。1984年東京大学法学部を卒業後、三井物産(株)入社。91年ハーバード大学政治学大学院特別研究生として渡米。92年9月ハーバード大学ケネディ行政大学院に入学。93年2月に父の林義郎大蔵大臣から政務秘書官に任命されて帰国。94年6月ハーバード大学ケネディ行政大学院修了。95年参議院議員選挙で初当選。99年大蔵政務次官、06年内閣府副大臣、08年防衛大臣、09年内閣府特命担当大臣などを経て12年12月から現職。
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