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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

キンジョウって、誰だ?


「生きて虜囚の辱めを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ」
ん~自分ならどうするのかとみんなで話をしていたら、ミヤイさんはこれも今回のツアーの目的だよとでも言うのかと思ったら、真顔で「やっぱり金髪・ブルーアイと仲良く遊ぶのが最高でしょ(ハートマーク)」と言い放った。
その晩、カウラに泊まると、フロントの人は「最近日本人の人が多いのよ」と言っていた。捨てたもんじゃないよな、美しき日本人。

農地の価格、20年間で15倍に

翌日は400kmを4時間かけて南下してニューサウスウェルズ州・ジュリルデユリを目指し、ミヤイさんが78年当時に働いていた農場主のジョンの家族に会いに行った。彼らの住む町でビールを3ダースほど買ってから、事前にグーグル・ストリートでジョンの自宅の画像を持参していたので、迷わず到着することができた。
自宅に案内されると、奥さんのウィルが冷たい飲み物を用意してくれた。ミヤイさんにはミルクティーが用意されていた。その当時からコーヒーではなくミルクティーを愛飲していたようで、ウィルはそのことを覚えていてくれたのだろう。
実は、ジョンは00年にこの土地にやってきたそうだ。以前はもっと南に住んでいたが、1000haの小麦と大麦、羊の経営では成り立たないと考え、2年間オーストラリア各地を不動産業者と探しまくったとのこと。現在は息子のトロイにその経営を任せ、ゴルフ三昧の日々を送っているそうだ。
で、新天地での経営はどうだったのか? 大成功のようだ。00年当時の農地の値段が162豪ドル/haで現在は2500豪ドル/haに急上昇し、この地域の3/4の農家がこの20年間で入れ替わったという。
まだピンときませんか? 単純に農地の価格が15倍に上がったのでは、日本の都市の農地が高いのと同じで何の意味にもならないが、このような言い方はどうだろうか。昔から同じ所に住んで、昔と同じことをやって、昔と同じ作物をつくって、人と農業に投資をしなかった者は消えてしまったと。そして現在の2500豪ドル/haになるまでに農地を増やした生産者の経営は明らかに良くなったそうである。
ティ(オージーの夕食)の最中、ジョンの息子トロイがこんなことを聞いてきた。
「ところで、クジラの問題を日本ではどのように考えているんだ?」
するとミヤイさんは、
「大丈夫、日本は違法なことは何もやっていない、誰が調査船に嫌がらせや攻撃を加えても日本から先制攻撃を加えることはない。もしそれを必要とする時が来たらしっかりカメラに収めて誰が見ても納得がいく方法で反撃を加えるよ、昔パールハーバーやダーウィン攻撃から学んだからね(ハートマーク)」(続く)

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