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イベントレポート

2013年度土を考える会 夏期研修会


圃場に場所を移し、日本のプラウ1台、海外製のプラウ4台の実演「プラウ ワールドカップ!? 2013」が開催された。村井信仁氏の解説・進行により、1台ずつ実演が始まると参加者はじっと鋤き込まれる様子を観察した(詳細は写真(1)~(5))。実演の後、同氏は「どのプラウが良いかなどということは言えない。それぞれの土質や好みがある。違いがあるとすれば、表層の残渣物の鋤き込み位置が低い位置にあるか、若干高いかくらいだと思う」と総括した。その後、再度着席し、事前に撮影した5台のプラウが緑肥を鋤き込む様子を撮影したビデオを見ながら再検証した。
続いて、2つ目のディスカッション「今の土中環境で異常気象は乗り切れるのか!? -春作業、遅れの原因は本当に異常気象だけなのか?」へ。今年の春先の天候不順で、道東のオホーツクエリア、十勝エリアを中心に春作業に大幅な遅れが出た。斜里町の村上政則氏は「春小麦の作業を行なった4月中旬までは順調だったが、その後日照不足で3週間、畑が乾かなかった」と同地域の状況を報告した。天候に合わせた作業体系の選び方を再検討する会になったようだ。

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