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弁護士・戸出健次郎の困ったときの相談と転ばぬ先の杖

農業ファンドビジネスの拡大は農業経営者のチャンス!

【質問】 ソバの生産をしている農業生産法人(株式会社)を経営しています。 近頃「農業ファンド」が話題になっていますが、うちの会社も出資を受けられるでしょうか。また、そもそもファンドとはどのようなものでしょうか。

【回答】出資を受けられる可能性があります。

ただ、農業ファンドによる出資は金融機関の融資と異なり、ハイリスクハイリターンの投資なので、利益が出るビジネスモデルを持っていることが重要です。現状、政府系のファンドは6次産業化を想定しているので、ご質問者の場合、ソバの栽培だけでなく、製粉・ソバ打ちをして販売する、ソバ屋の経営をすること等により出資を受けられる可能性があります。また、6次産業化に限定しない民間中心のファンドも新設予定なので、今後は幅広いアイディアで出資を受けられる可能性があります。

【解説】1 「ファンド」とは何か

ファンドとは、投資家から集めた資金で投資を行い、そのリターンを投資家に分配する仕組みです。ファンドは、金融機関のように担保を取ることはなく(保証人も不動産も不要です。)、投資先が利益を上げれば儲かり、利益を上げられなければ損をするので、利益の出そうなビジネスを選んで投資します。
農業は、その性質上、金融機関からの融資を受けにくい業態であると言われています。しかし、TPP参加を目前に控え、国際競争力のある農業を育成するには、大規模な投資が不可欠です。他方で、規制緩和により農業をビジネスとして捉える機運も広がっています。
このような背景のもと、国・金融機関・農業従事者の三者が、農業を投資対象とするファンドの必要性と合理性を認識したのです。

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