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【独断注目商品REVIEW】
作物の光合成を直接測る手のひらサイズの小型測定器
- 編集部
- 2013年11月20日
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EARS社
miniPPMシリーズ
希望小売価格:
miniPPM-100 399,000円(税込)
miniPPM-200 724,500円(税込)
miniPPM-300 966,000円(税込)
■お問い合わせ
株式会社オプトサイエンス
〒160-0014
東京都新宿区内藤町1 内藤町ビルディング
TEL:03-3356-1064 FAX:03-3356-3466
http://www.optoscience.com
植物の健康状態を知るためのセンサと言えば、コニカミノルタの葉緑素計SPAD502シリーズが有名である。炭酸同化作用(以下、光合成)を行なう葉緑素の量を測ることができ、研究機関だけでなく今では農業者にも普及している。
作物が十分に光合成を行なえれば、順調に生育し、作物体内で糖などの副産物を生成してくれる。つまり、作物体を大きく成長させて収穫物を増やすためには、施肥や防除などの管理作業の良し悪し以前に、光合成が十分に行なえる環境をつくるべきだと認識されつつあるのだ。
今回紹介するのは、重量235gと軽量で片手サイズのポーブルタイプの光合成測定器「miniPPMシリーズ」である。オランダのEARS社がワーヘニンゲン大学と25年にわたる共同開発を経て製品化した。
測定するのは、吸収された光エネルギーのうち、光合成に使われる光エネルギーの割合を示す「光合成イールド」。この値は、すべての健康な植物が真っ暗な状態で82%を示し、残りの17・5%が熱として失われ、0.5%だけが蛍光として放出される。このクロロフィル蛍光を検出する原理を使っている。クロロフィル蛍光はシグナルが弱く周囲の光との識別も容易ではない。そこで、ある一定の周波数を持つオン・オフに変調された光源を使うことで解決した。
作物が十分に光合成を行なえれば、順調に生育し、作物体内で糖などの副産物を生成してくれる。つまり、作物体を大きく成長させて収穫物を増やすためには、施肥や防除などの管理作業の良し悪し以前に、光合成が十分に行なえる環境をつくるべきだと認識されつつあるのだ。
クロロフィル蛍光を屋外で測定
今回紹介するのは、重量235gと軽量で片手サイズのポーブルタイプの光合成測定器「miniPPMシリーズ」である。オランダのEARS社がワーヘニンゲン大学と25年にわたる共同開発を経て製品化した。
測定するのは、吸収された光エネルギーのうち、光合成に使われる光エネルギーの割合を示す「光合成イールド」。この値は、すべての健康な植物が真っ暗な状態で82%を示し、残りの17・5%が熱として失われ、0.5%だけが蛍光として放出される。このクロロフィル蛍光を検出する原理を使っている。クロロフィル蛍光はシグナルが弱く周囲の光との識別も容易ではない。そこで、ある一定の周波数を持つオン・オフに変調された光源を使うことで解決した。
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