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人生・農業リセット再出発

ネズミと猫はどちらが勝つのか?

ミッキーマウスはディズニーランド。マウスはネズミだから“ネズミーランド”が本来だろうが、ネズミの楽園では夢がない。お金が出ていくから“出銭ランド”にすれば足が遠のく。名前のイメージは大事である。
ネズミを退治するのは猫。向こうを張ってキャットランドがあってもおかしくないが、猫がキャラクターの楽園が実はある。東京ディズニーランドができたのは30年前。東京オリンピック以降は経済も右肩上がりで、高級車を持つ金持ちも増えた。大新東(株)の野口氏が自家用車の運転手を派遣する起業で躍進しているころ、浦安にディズニーランドができる話題で世間は興奮していた。とすれば、日本独自のテーマパークもブームになると野口氏は直感、「江戸村をつくったら面白い!」と、吉田松陰の松下村塾、山口県萩へ調査に出かけるが、山陰の山肌で交通は不便、集客は至難だと諦める。考えたのは家康の東照宮。中禅寺湖や鬼怒川温泉など、通年で集客力がある。アイデアを日光市長に持ちかけたら二つ返事で飛びついてきたが、その市長が落選して頓挫する。振り出しに戻ったところに日光近隣の今市などの町村長が野口氏に面会に来て、日本鉱業の銅山があった山林15万坪を準備するとの提案。かくして1986年に日光江戸村は30億円の巨費を投じて開園する。建物も身なりも江戸風に統一。マスコットは、米国ネズミを食ってしまう国産ネコ。江戸時代の猫だからチョンマゲをしている“ニャン髷“を考案。年間入場者は150万人、ニャン髷の着ぐるみが園内を出没して人気者になる。時代村の野口義和会長に案内されて園内を1日回った。江戸風の屋敷から風景までタイムマシンに乗ったようだ。忍者やお姫様の衣装に着替えた子供たちは、すっかりなりきって走り回っている。圧巻の忍者屋敷、見事な演技と迫力で火花散る凄みの剣さばきの戦い。映画みたいにまぶしく華麗な花魁が妖艶な舞いで演じる舞台。ミス江戸村の新人コンテストを毎年開催、入賞者には賞金を出してプロに養成、忍者たちも映画出演が頻繁にあるとか。新入社員はいつでも大歓迎。楽しい世界で楽しみながら仕事ができるのは最幸である。

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