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女の視点で見る農業経営

パートナーがいれば、お互いの進歩を確認し合うことができる

 結婚して10年、まだまだ農家としては成長の途中だという2人、

 「あと30年、いや40年はいっしょに作り続けたい」

 と吉宏さん。それに対して、

 [すると、春キャベツはあと40回しか作れない。そう思ったら、1回1回を大切にしなくっちゃ」

 と、大きな瞳を見開いて、はつらつと語る朋美さん。結婚したての頃は、畑一面のキャベツを前にして、途方に暮れたこともあった。でもいまは、

 「1日400箱なんてラクラク!」だという。

 この10年を振り返ってみると、大きな病気やケガもなく、疲労でダウンすることもなかった。最初は「サラリーマンの家から来たお嫁さん」だと思っていた家族も、いつしか朋美さんの並外れたパワーと、前向きな姿勢、そして「農業大好き」という思いに、一目置かざるを得なくなってきたのではないだろうか。「朋さん、朋さん」――池田家でも朋美さんは、お義父さん、お義母さん、吉宏さんから、そう呼ばれている。そこにはいっしょに池田家の農業をやっていく、仲間の一人に対する“頼もしさ”が感じられる。

 「汗を流す仕事がしたい」と、グラウンドを走り回っていたOLが、10年後のいま、35馬力のトラクタでロータリを使いこなすまでになった。それでもまだ“自分を追い込みたい”朋美さんは、まだ飽き足らない様子。

 「いつか、トライアスロンをに挑戦したい。マラソンと自転車には自信があるんです。あとは水泳だけかな?」

 とりあえず、次は、プラウの操作に挑戦する予定だ。

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