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イベントレポート

土を考える会 総会・研修会儲かるに偶然は無い~当たり前の事を当たり前にやる~(九州・沖縄)2月1日・2日(長崎県諌早市)

2月1~2日に長崎県諫早市にて九州沖縄土を考える会の総会・研修会が行なわれた。九州各県に加えて、兵庫県、鳥取県からも農業経営者が駆けつけ、参加者は60名余りだった。 初日は儲かる農業経営のヒントになる情報提供と講演を聴き、2日目には経営発表としてアリアケファーム(株)の経営発表と現地視察が行なわれた。
【1日目】
最初の情報提供のスピーカーは、OWLビジネスコンサルティング(株)代表取締役の大澤眞介氏。昨年の総会に続く2回目の登場で、「儲かる事業には訳がある」と題して、地場産業を中心に異業種も交えた、経営革新によって儲かる事業展開を実現した事例が紹介された。どういう農業をしたいのか、どういう経営をしたいのかという長期ビジョンを描いた上で、達成するための道筋に則った計画の立案することが重要であるとまとめた。
続いて、税理士の田村浩敏氏(田村浩敏税理士事務所)が「時代の流れを読む経営の実践」をテーマで話した。重要なのは、時代に合わせた経営を行なわなければ生き残れないということ。冒頭で農業を取り巻く状況変化を読むために統計データを、ピーク時のデータと現在を比較しながら読み解いた。政策や補助金は利用されるのではなく、利用するもので、投資する際の判断基準にも言及。経営実態と購入しようとしている機械や設備は見合っているのか、参加者に分かりやすく問いかけた。
3人目の講師は農業コンサルタントの岡本信一氏。日本の農業はこれからも壊滅しないが、生き残る人と生き残らない人がいるだけ、と断言する形で始まった。手をかけて高付加価値を狙う「差別化戦略」と、契約栽培などのように一定の価格で量を増やす「低コスト戦略」との違いを説明し、自らの経営戦略の方向を定めよと訴えた。収益が最大になるように土地柄や経営スタイルに合わせて、栽培技術を選ぶことが秘訣で、経営の方向性が違えば、隣のやり方を真似しても収益増につながらないかもしれないなど、具体的な事例に参加者は興味深く聞いていた。
講演に続いての情報交換会は夜遅くまで語らいの場となった。

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