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【今月の数字】
27回/1年間に家庭でアイスクリームを購入する頻度
- (株)結アソシエイト 代表取締役 松田恭子
- 第117回 2014年03月19日
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生産者は期待に胸を膨らませて作ったのだろうが、どのようなお客様を想像したのか。こんな商品を作れば遠くから来る観光客が買ってくれるはずという幻想に振り回されているような気がしてならない。
ジャムもドレッシングも農産物を小規模単位で加工し、常温で長期保存できるため、生産側からすれば加工しやすい商品だ。しかし、消費者が毎日のように食べているわけではない。2013年の家計調査結果によれば、1年間にジャムを買った世帯は全体の25%、購入頻度は4.5回、最近人気のドレッシングも購入世帯は39%、購入頻度は7.5回である。もちろん、世の中には高価格帯のジャムやドレッシングを購入している人だっている。問題は、道の駅や直売所で売られている商品がその価格に見合った品質や価値を提供できているかということだ。特産品だから、珍しいからという理由で売れる時代ではない。自分たちのこだわりの農産物をどう加工したら魅力が引き出せるか。どのような商品を開発するか、どう味を決めるかで妥協してはいけない。
ジャムもドレッシングも農産物を小規模単位で加工し、常温で長期保存できるため、生産側からすれば加工しやすい商品だ。しかし、消費者が毎日のように食べているわけではない。2013年の家計調査結果によれば、1年間にジャムを買った世帯は全体の25%、購入頻度は4.5回、最近人気のドレッシングも購入世帯は39%、購入頻度は7.5回である。もちろん、世の中には高価格帯のジャムやドレッシングを購入している人だっている。問題は、道の駅や直売所で売られている商品がその価格に見合った品質や価値を提供できているかということだ。特産品だから、珍しいからという理由で売れる時代ではない。自分たちのこだわりの農産物をどう加工したら魅力が引き出せるか。どのような商品を開発するか、どう味を決めるかで妥協してはいけない。
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松田恭子 マツダキョウコ
(株)結アソシエイト
代表取締役
日本能率協会総合研究所で公共系地域計画コンサルタントとして10年間勤務後、東京農業大学国際食糧情報学科助手を経て農業コンサルタントとして独立。実需者と生産者の連携の仕組みづくりや産地ブランド戦略を支援している。日本政策金融公庫農業経営上級アドバイザー試験合格者。(株)結アソシエイト代表取締役。
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