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編集長インタビュー

互いにありがとうと言い合える「お客さん」との店づくり


昆 飢えていた時代は、あらゆる商店のマーケットがあったんですが、その時代が終わってスーパーマーケット時代になって、今またスーパーマーケットがダメになって、こういうお店が光っていますね。
安井 今後、こういう業態は、どんどん出てくると思うんですね。大手のスーパーマーケットがやろうと思えばできないことはないと思っています。ある程度小さい農家を囲い込んで、10坪ぐらいの産直の売り場を作っていますよね。
昆 こちらの広さは。
安井 売り場面積が約15坪です。都内のスーパーマーケットの産直の仲介業者も増えてきていますよね。だから僕は、このお店をもっと小さい10坪ぐらいのお店にして、もっと専門性を生かしたほうがいいのかなと思っています。この商店街の中に、ものすごく専門性があり、こだわりまくった八百屋や肉屋、魚屋があるといいなと思っています。かといって、一つのスーパーマーケットのようにするのではなく、それぞれおもしろいお店のある街全体としての色にしたいです。遠くから買い物に来てくれるように。いろんな人がこの街に出店するとか、かかわっていくという多面的な街づくりを目指しています。まず、僕自身は、このこだわり商店をブラッシュアップして、もっときちんとした状態にしていこうと思っています。そうすると見えてくる仲間もいるでしょうから、そうしたら、一緒に魚をやらないかとか、プロデュースしてくれないかとか、出店してくれないかっていう話ができると思います。
今、やっていることは間違いじゃないと思いますが、この事業体も5年でなくなって、また違う形になるんじゃないかなと。それは敏感に察知できるように、凝り固まらないように、常に新しいことをやりたいなと思っています。
昆 新しい業態が出てきて変わっていくかもしれませんが、ワクワクできる安井さんがいるっていうことが一番大事なんですね。それは、農家にとっても大事だと思います。
安井 そうですね。今、かなり楽しんで取り組んでいます。いろんな人とお会いできるので、やっていてよかったなと思います。
昆 小売業が、お客さんとの出会いとか、関係性とか言えなかったら、小売業者じゃなくて、自動販売機ですからね。小売業は自動販売機になって、外食業は自動キッチンになっています。そういうシステムにみんな不満を持っていますから、新しいものが生まれるかもしれませんね。変えていくのは、高いか安いかじゃなくて、互いにありがとうって言い合える関係性をつくれるかですね。

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