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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

衆議院議員・中川郁子さんはお友達?

来る7月10日から14日まで第33回国際農業機械展、サブタイトル・次世代農業への新たなる挑戦が帯広市・北愛国交流広場で開催されるだろう。だろう、というのは過去に口蹄疫、3.11東日本大震災の影響で8年ぶりの開催になるからで、愛する農水省以外は混沌とするこのご時世、いつ天変地異があってもおかしくないからだ。
会場には全道はもとより全国から、自分たちの世代では実現できない、金髪・ブルーアイが考え出した農業と機械を理解したつもりでいる、身の程知らずのカントリー・ヒック(ど田舎者)達が集まることになる。今から移動時間が1時間以内のホテルを探そうと考えても無駄で、ふぁぐ(ほも)やストレートの男であってもラブホ探しさえも無理であろう。

自衛隊ヘリで会場を
盛り上げよう

覚えているだろうか? 3年前に「自衛隊のヘリコプターを呼んで会場を盛り上げよう!」と書いた。
帯広には陸上自衛隊の対戦車ヘリコプターであるAH‐1・コブラとOH‐1ニンジャの攻撃部隊が会場の北西2マイルにある。そのヘリコプターで会場上空を航空法第91条第1項(曲技飛行)に抵触しない程度の高機動の飛行をしていただこうと、関係者である日本を代表する農業機械の工業会、事務局を通じて部隊に要望したが、全く相手にされなかった。
米国カリフォルニア州ツーレアで毎年2月中旬に開催される農業祭では、初日9時の開幕と共に国歌斉唱があり、老若男女が風にたなびく高く掲げられた星条旗に尊敬と信頼を込める儀式が終了すると、北の空から海軍のF18スーパーホーネットが星条旗と同じ赤・青・白のスモークを出しながら会場上空で急上昇する。その様は、渡辺淳一が描いた官能の世界を超えたオッタチ状態に引き込まれるようで、地域と農業そして国防が三位一体であり美しいと感じる。まさしく国防と農業のコラボだ。自衛隊の銃口が開くことを望む日本人はそう多くはないが、その日が必ずやってくると備えておくのは農産物備蓄と同じであろう。
残念ながら、どこの誰が付けたのかパイオニア精神なるものが全く存在しないこの北海道では、自衛隊嫌いが多くいる。まっ、戦後の真っ赤教育のたまものなのだろうとカントリー・ヒック達にほとんど気が付かせないあたり、日本文化をこの北の大地でも実証させ利益があるのは誰なのだろうか?などと前頭葉を使う難しい話は、朝日新聞とその朝日新聞本社内に支局を置いているニューヨーク・タイムスに任せておいても良いだろう。我われ生産者はつまらん政治のことなど考えずに、ひたすら働いて何ぼという世界に生きていることを忘れてはいけない。

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