ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

特集

第33回国際農業機械展in帯広で見つけた注目技術はコレだ!


なお、パワーハローは、取り扱うメーカーが増えて会場内に10機種以上が展示されていた。水田なら細かく、畑ならゴロゴロにと求める要件が違ってくるので、類似機を比較してみたいという要望も聞こえてきた。

高速作業で正確に種を播く

今回、高速作業で特に注目されていたのは播種作業ではないだろうか。これまでは、タバタや国産メーカーのシンプルな機構で済ませていたものの、次の更新では、パワーハローと播種機のコンビネーションや、真空播種機の導入を考えている方も多い。値も張るので、汎用性のある機械を選びたい。

豆類の収穫機は国産の独自技術で

収穫機は海外製のコンバインやフォレッジハーベスターは高馬力化しているが、豆類の取り扱いは日本の独特の技術が発揮されている。スレッシャーで培った技術を使った豆用のコンバインや小型の莢豆用収穫機の開発機の出展があった。豆類の収穫作業は、効率化を求めて汎用コンバインに移行する動きがあるなかで、大豆以外の豆類向けには専用機の役割も見えてくるだろう。
ポテトハーベスターでは、東洋農機(株)がAVR社の2畦オフセットタイプを輸入販売するという。自社製品を持つ分野でも大型機は輸入するという流れがここにもあった。

栽培方法の変更を提案する機械

多くの出展ブースが機械を並べているなかで、やまびこ(株)とシンジェンタジャパン(株)はジャガイモ栽培に新たな防除体系を提案していた。
植付け時に土壌消毒を同時に行なうことで黒あざ病の発生を防ぐ方法だ。薬剤タンクはトラクター前方に固定し、現状使っているプランターにマグネットで装着する形を採用した。これまでに比べて、予防効果が高く、一気に普及しそうだ。

GPSによる作業制御

かつては精密農業と呼ばれていた技術が、農業ICT(情報通信技術)の普及によって一気に広がった印象を受ける。いずれも、GPSの位置情報を頼りに、作業を制御する事例が大半を占めている。
オペレーターの作業性を改善するのに役立っているのが、GPSガイダンスだ。現在、府県にもユーザーが増え始めているが、さらに、自動操舵システムの導入も進んできた。よりまっすぐに正確に作業ができることで、畦切作業などで、効果を実感しているという。特に自治体でRTK‐GPSの基地局を設置する動きもあり、地域によっては導入しやすい環境が整いつつある。変形圃場や傾斜圃場では、オペレーターの負荷が軽減され、正確な畦切によって歩留り向上効果もあるようだ。

関連記事

powered by weblio