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特集

第33回国際農業機械展in帯広で見つけた注目技術はコレだ!



ブロードキャスターや防除機も

ブロードキャスターや防除機もGPSと連動することによって、重なりのない高精度な散布作業を実現できる機種が増えている。防除に限れば、ブームをいくつかのセクションに区切り、ノズル群ごとに散布量を調節するセクションコントロール技術を搭載した機種も登場している。
薬剤の無駄を防ぎ、ドリフト低減にも効果を発揮している。

可変施肥システム

さらに、可変施肥システムも実用段階に到達した。可変施肥とは、作物の生育状況や土壌の肥沃度のバラツキに応じて、必要な場所に必要な量を施肥することを指す。
トプコンは今年から(株)岩崎と組んで生育センサ「CropSpec」を発売し、主に小麦の生育状況をセンシングした結果をもとに、小麦の生育のバラツキに合わせて可変施肥を実施するシステムの運用を始めた。
対応する施肥機は、アマゾーネ((株)ヰセキ北海道)やビコン((株)ビコンジャパン)、サルキー((株)国際農機)、IHIスター(株)といった重量センサを搭載したブロードキャスターなど。実際の散布作業はGPSと連動して車速に合わせることで正確な散布が可能になる。
(株)システムサプライは生育センサと土壌センサのマップに、トプコンは生育センサ「CropSpec」のセンシング結果に、ズコーシャ(株)は衛星画像による土壌の肥沃度マップにそれぞれ対応する可変施肥プログラムを用意している。北海道の小麦作を中心に実用化が始まった段階で、水稲での調査も現在進行中。

所有しているトラクターで
車速連動制御ができる!!

(株)農業情報設計社はAgriBus-Extenderを発表した。ISOBUSに対応していないトラクターでも、取り付けるだけで走行速度やエンジン回転数、ヒッチの位置、PTOの入切・回転数などの情報を出力できるコネクタだ。情報の出力は日農工規格の「AG-PORT」かISOBUS(オプション)仕様に対応する。スプレイヤーやブロードキャスターなどの対応作業機と連動すれば、車速連動制御などができるようになる。
「トラクターに組んでみて、どういうことができるのか試してみたい。エンジン内部の情報もすべてCAN通信で取得できるので、作業状況の記録を残して、圃場管理システムと連動できれば面白いと思う。」(奥山孝明さん・岡山県岡山市)
「ISOBUS対応」の文字を会場内でも多く見かけたが、作業機ごとにコントロールパネルが増えるという課題を解決し、一つのパネルに連結すれば、それぞれの作業機の情報を切り替えて表示できるようになる点で興味深い。国産トラクターの最新機種には日農工規格の「AG-PORT」が搭載されており、作業機のセッティング情報を記憶させたり、車速連動制御をしたり、作業の効率化はさらに広がりそうだ。

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