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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

行政はコーンに関与するな……って言ったけど



成長を続けなければ

ススキノ・ニューハーフバーへの招待を受けることになるヨイショ話はここまでで、やはり一番の功労者は2012年度A‐1グランプリ受賞者の地元・長沼町の柳原孝二さんで、種子の手配、栽培方法、販売先確保などすべてに関与できたのは未来の農業を見通せたからであろう。
今年のパイオニア種子の原産国はヨーロッパ・オーストリアだが、来年は南半球産になる可能性もあるそうだ。なんともグローバルなお話であるが国内のコーンの取り巻く環境は、まだ成長を続けなければならない要素が多くあることも事実だ。
というのは種子、収穫機械、水分計、流通などの各分野がそれぞれの情報が生産者に全部伝わってこないのである。その結果、いまだ後出しじゃんけんがまかり通るようだ。麦や大豆栽培の場合、Eメールや資源の無駄遣いかと思えるくらいのペーパーが各所から送られてくるが、コーンはそのペーパー1枚すら存在していないのだ。各業界が集まり組織つくりの動きでもあるのかと思えば、各分野の思惑が優先するのか今のところ気配は感じられない。
「行政はコーンに関与するな……」って言ったけど、民間業界がこのあり様なのだから、このままではお金の再配分と農政を作っていただける行政に任せ、今後のJAにおんぶに抱っこしたほうが新規栽培を考えている人たちの利益になるのではないだろうか。残念ではあるが、これが日本農業の現実かと思うと、某米国種子会社の副社長が長沼に来られた時に「GMコーンは収量が25%上がりますよ」と発言したところで、両耳の中にイヤーワックス(耳垢)がたっぷり詰まっていては現実逃避者には理解できないのであろう。という過程を経験してコーンの今後の発展に期待しよう。

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