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北海道長沼町の柳原孝二氏と兵庫の養鶏家である奥野克哉氏の取り組みで始まった国産トウモロコシによる耕畜連携は、同じ岩手県花巻市内で盛川周祐氏らと養豚家の高橋誠氏の間でも始まりました。成田のトウモロコシイベントで出会った、瀧島敦志氏、小泉輝夫氏は距離にして20kmしか離れていない茨城県新利根の酪農家、上野裕氏と連携を始めようとしています。
行政や企業の協力はさらに必要になります。でも、政策が変わるから農業が変わるのではなく、農業経営者たちの取り組みこそが農業政策を変化させるのです。
本誌は、耕畜連携を進めるために全国各地に飼料工場を設立するためのお手伝い、農業経営者を顧客とするコントラクター事業の成立を後押していこうと考えています。
2015年が皆様にとって輝かしい年になることをお祈りします。
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昆吉則 コンキチノリ
『農業経営者』編集長
農業技術通信社 代表取締役社長
1949年神奈川県生まれ。1984年農業全般をテーマとする編集プロダクション「農業技術通信社」を創業。1993年『農業経営者』創刊。「農業は食べる人のためにある」という理念のもと、農産物のエンドユーザー=消費者のためになる農業技術・商品・経営の情報を発信している。2006年より内閣府規制改革会議農業専門委員。
江刺の稲
「江刺の稲」とは、用排水路に手刺しされ、そのまま育った稲。全く管理されていないこの稲が、手をかけて育てた畦の内側の稲より立派な成長を見せている。「江刺の稲」の存在は、我々に何を教えるのか。土と自然の不思議から農業と経営の可能性を考えたい。
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