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リレー訪問 農場に勤める誇りと夢

実録!!出張企画会議の巻

編集部では、農業法人などに勤める若者たちの交流を広げられないかと、かねてからアイデアを練っていた。そんなとき、柏染谷農場に勤める江口博幸氏からある提案があった。我々は急いで染谷農場に向かい、江口氏を交えて出張企画会議を開いた。
編集部(以下、編) 江口さんは何年目になりますか? 

江口博幸(以下、江口) 本格的に勤めるようになって5年ほどかな。もともとアルバイトだったのが、楽しくて居着いちゃったというパターンで(笑)。今は自分を含めて6人で農場を動かしているかたち。

編 その中で圃場のマネージャーとしてのポジションを任されるようになったのは、やはり実家が農家である点を見込まれたということですか?

江口 いや、きっかけは餅つきかな。編 餅つき!?

江口 暮れになると、地元のスーパーや農協に販売する餅をつくんですよ。ちょうど一番忙しい最中に、社長が生ガキにあたって寝込んじゃったんですよ。それで、自分が主役を張って餅つきを仕切ることになった。それがマネージャーの初仕事というわけ(笑

編 う~ん、社長の凝った演出のようにも思えますね。

江口 どうかな(笑)。うちの社長はあれこれ指示はしないんですよ。何ごともスタッフととことん話し合って決める。だから部下は自分が仕切ってるような気分になれるんだろうな。その気にさせるのがうまいというか、結果的には動かされちゃう。

編 柏染谷農場に居着いてしまった、その魅力は何なんでしょう?

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