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【世界の農業機械・資材トレンド】

オランダ、米国、オーストラリア、フィンランド、南アフリカ

オランダのメーカー、ブレド社が油圧駆動式機材運搬車「VT3936」を売り出している。この車のボンネットには出力286Kw/390hpのエンジンが収まっている。駆動源となるこのドイツ社製「BV6M1015C」エンジンは、最大トルクが1940Nm/1,400rpm。4輪駆動で最高時速は40km/h。
Mr Versatility displays his wares

性能を発揮する万能運搬機
From Netherlands

　オランダのメーカー、ブレド社が油圧駆動式機材運搬車「VT3936」を売り出している。この車のボンネットには出力286Kw/390hpのエンジンが収まっている。駆動源となるこのドイツ社製「BV6M1015C」エンジンは、最大トルクが1940Nm/1,400rpm。4輪駆動で最高時速は40km/h。

　駆動方式は、2WSが標準で、4WSを選ぶと、全輪を同方向に向けるカニ走りが可能になる。足回りには、ミシュラン製の「1050/50R32」のタイヤを履かせ、車幅は3.0mだ。後部には8tのけん引力がある連結装置を備える。

　オランダで、この機体後部に最もよく装着されているのが、17,000リットルスラリータンクとそのインジェクタ（幅6.0m）だ。この他、荷降ろし機や容量50立方メートルのサイレージ用トレーラなど多様な種類の機械を装着できる。オプションでチョッパと運搬車の兼用機にすることもできる。

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