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農・業界

(株)ミツハシ (神奈川県横浜市)、GAP認証取得米を商品化

  • 編集部
  • 2008年07月01日
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圃場から食卓まで一貫した安全体制を整備  GAPの概念が市場に浸透する中、(株)ミツハシ(神奈川県横浜市・三橋美幸代表取締役社長)はGAP取得を前面に押し出した商品「19年産米GAP新潟こしひかり」の販売を開始した。
圃場から食卓まで一貫した安全体制を整備

 GAPの概念が市場に浸透する中、(株)ミツハシ(神奈川県横浜市・三橋美幸代表取締役社長)はGAP取得を前面に押し出した商品「19年産米GAP新潟こしひかり」の販売を開始した。コメ生産におけるGAP取得は珍しく、それを商品名に冠して付加価値化した同商品は注目を集めそうだ。

 コメを生産するのは国内で初めてJGAP(穀物)の団体認証を取得した(有)穂海(新潟県上越市・丸田洋代表取締役)。穂海で生産されたコメを、AIBスーペリアを取得したミツハシの精米工場で加工することにより、圃場から食卓まで一貫した安全体制を提供していく。

 ミツハシは「トレーサビリティーの浸透で履歴を追える商品は増えたが、なかなか現場の管理能力までは把握できない。JGAP認証によって安全が担保された団体の作物は、消費者から見てより魅力的なはず」(同社企画推進室)と、商品化に踏み切った経緯を語る。

 神奈川県内のユニオン元町店と鎌倉店で5月上旬から発売されたが、同月中旬現在で早くも完売するなど反応はいい。「今は定番商品ではないが、今後わが社のナショナルブランド商材として拡販していく予定」(同)という。

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