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農・業界

滋賀県高島市、将来の観光土産にアドベリー加工品

  • 編集部
  • 2006年01月01日
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ニュージランド原産のフルーツ、ボイズンベリーを町の特産品「アドベリー」として栽培している滋賀県高島市安曇川町。町では将来の特産品となるアドベリーで加工品を作った。
初の認定委員会を開催

 ニュージランド原産のフルーツ、ボイズンベリーを町の特産品「アドベリー」として栽培している滋賀県高島市安曇川町。町では将来の特産品となるアドベリーで加工品を作った。

 アドベリーの果実収穫期は6~7月のわずか4週間しかない。そのため加工品は収穫期以外に訪れた観光客にとって町に再び足を運んでもらうきっかけとなる。

 現在加工品にはケーキやジャム、モチ、アドベリー酒など14点の商品がある。これらは05年11月26日の同町で設立した製品認定委員会で約20点の中から選ばれた。認定にあたっては「アドベリーの特長を生かせているか」「包装のデザイン性」が基準となった。

 加工品は06年6月、国道161号沿いに道の駅「藤樹の里あどがわ」が開通するのに併せ、土産として販売する予定だ。すでに町内のお菓子屋さん等で販売しているものもある。

 一方認定にならなかったものにはアドベリーチョコなどの製品に回す。アドベリーソースを内包したチョコは「アドベリーのやわらかさが足りず、チョコとの味のバランスに課題が残る」(生産協議会会長梅村氏)との理由で認定見送りとなった。

 これからも認定数を増やす予定で、今回見送りになった加工品製造者には改善に向けたアドバイスも行う。

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