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【世界の農業機械・資材トレンド】
ロシアプロジェクト始動 Russian project takes off ―英ハートランドファームの試み―
- 編集部
- 2005年12月01日
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メイドバイ“UK”
イギリスを本拠地とするハートランドファーム社は、数年間にわたるデモンストレーション農場を試行した後、ロシアに100%出資の会社をスタートさせた。
場所は中央ロシアのペンザ(訳者注:モスクワの東650kmの都市)で、肥沃な黒土地帯。同社は、豊かなこの土地を利用した農産物の生産と、ロシア市場にその農産物を販売することを試みている。しかし当初の計画における同社の役割は、ヨーロッパの農家がこの土地で独自の農業システムを整えられるよう、設備と土地を用意し援助するというものだった。
しかし、国内情勢の変化や急速な計画拡張の必要性から、現在は、ハートランドファーム社主導でこの計画が進められている。同社が49年リースで確保した1万haの圃場で活躍するのは、ロシア製の部品を装備したAGCO社の高馬力マッセイファーガソントラクタやヨーロッパ製のカルチベータ。
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