ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

世界の農業機械・資材トレンド

ロシアプロジェクト始動 Russian project takes off ―英ハートランドファームの試み―

ロシアプロジェクト始動 Russian project takes off ―英ハートランドファームの試み― 英ハートランドファーム社がロシアでの計画を立ち上げてから3年、計画は着実に進行している。現在、ペンザ地域の栽培面積は1万haを超えている。また、さらに面積の拡大も計画している。ハートランド社の社長、コリン・ヒンクレイ氏がその計画を語った。

メイドバイ“UK”


 イギリスを本拠地とするハートランドファーム社は、数年間にわたるデモンストレーション農場を試行した後、ロシアに100%出資の会社をスタートさせた。

 場所は中央ロシアのペンザ(訳者注:モスクワの東650kmの都市)で、肥沃な黒土地帯。同社は、豊かなこの土地を利用した農産物の生産と、ロシア市場にその農産物を販売することを試みている。しかし当初の計画における同社の役割は、ヨーロッパの農家がこの土地で独自の農業システムを整えられるよう、設備と土地を用意し援助するというものだった。

 しかし、国内情勢の変化や急速な計画拡張の必要性から、現在は、ハートランドファーム社主導でこの計画が進められている。同社が49年リースで確保した1万haの圃場で活躍するのは、ロシア製の部品を装備したAGCO社の高馬力マッセイファーガソントラクタやヨーロッパ製のカルチベータ。

関連記事

powered by weblio