ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

世界の農業機械・資材トレンド

米国、フィンランド、オーストラリア、南アフリカ

養鶏、養豚生産者が、家畜の死骸を焼却したり農場外の動物性脂肪精製工場まで運び有料で引き取ってもらったりすることなしに処理する新しい方法が開発された。

Carcass to compostin 14 days


死骸から完全無機堆肥まで14日
From U.S.A

 養鶏、養豚生産者が、家畜の死骸を焼却したり農場外の動物性脂肪精製工場まで運び有料で引き取ってもらったりすることなしに処理する新しい方法が開発された。

 プラトーン・コーポレーションによる「バイオベータ」がその機械で、家畜の死骸を堆肥に変えることができる。この装置の使用方法は次のとおり。

 樽型をした長い機体の片方の端から、動物の死骸、炭素源となる木材チップ、おがくず、またはワラを投入する。電気モータが毎日一定時間、中身をかく拌し空気を混入するため、バクテリアの活動が活性化し、中身の温度は38~65℃まで上昇する。こうして、14日後には有機物を完全に分解した堆肥として、機体のもう一方の端から取り出すことができる。この堆肥はすぐに農地に散布できる。

関連記事

powered by weblio