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農・業界

山形県農機協会、第82回山形農機ショー開催

  • 2005年10月01日
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第82回山形農業まつり農機ショー(主催・山形県農機協会、山形市、中山町。後援・山形県)が、9月3日~5日の3日間、「21世紀 主役は農業」をテーマに山形県中山町の最上川中山緑地公園で開催された。
来場者数、伸び悩む

 第82回山形農業まつり農機ショー(主催・山形県農機協会、山形市、中山町。後援・山形県)が、9月3日~5日の3日間、「21世紀 主役は農業」をテーマに山形県中山町の最上川中山緑地公園で開催された。

 昨年は猛暑にみまわれたため、今回は昨年より一月遅らせ、農繁期の開催となった。全国各地から123社の農業機資材メーカーが参加。出展された製品には秋の農作業を意識したものが目立った。販売農家向けに機能や性能面を向上させた製品が揃う一方で、自給用生産者向けに特化した製品の展示もあり、経営規模に合わせた様々な製品が紹介された。

 開催初日の来場者数は6万人と好調で、昨年の12万人を大幅に上回る来場者数が予想されたものの、2日目から雨にみまわれ、最終的な来場者総は昨年と同数であった。

 今回は、来場者数の減少対策として、家族連れで参加できる農機ショーを目指し、開催初日にはミニSLの運行なども行われた。副事務局長の石川堅司氏は「ミニSLは行列ができるほど盛況だった。子供に連れられ来場した生産者も多いはず」と来場者数減少に歯止めをかけるものとして、その手ごたえを話す。

 収穫作業を目前に控えた時期であるため、生産者にとっては必要な製品を探すにあたり、特に関心の高い農機展となった。参加したある農機メーカー担当者は「農繁期の開催となった今回は、昨年に比べ生産者の反応が非常に良かった。質問や説明を聞く姿勢が全く違った」と話す。

 同展示会は82年の歴史を持ち、同会場での開催は18回目。

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