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【世界の農業機械・資材トレンド】
南アフリカ、オーストラリア、アメリカ、オランダ、フィンランド
- 編集部
- 2005年10月01日
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Pulling in the crowds
観客を引きつける新企画
From South Africa
ピーターマリッツバーグ市で毎年開かれる「ロイヤルショー」は、伝統的に農業関連の出し物をメインにしており、毎年熱心な観客が23万人以上も訪れる。
今年、このショーをさらに盛り上げようと、地元のヴィンテージトラクタクラブのメンバーたちが頭をひねって思いついた企画が大当たりした。ヴィンテージトラクタだけが参加するけん引力コンテストである。
この競技はアメリカやヨーロッパでは馴染み深いが、南アフリカでは初めて。ターボ付きの高性能な機体を使ったものが多い中、往年をしのばせるヴィンテージトラクタによる競技は興味深い。
クラブのメンバーは自分たちのヴィンテージトラクタに乗り、標準的な試合形式で競技に臨んだ。参加した中で最も古いトラクタは1928年製「ファモールレギュラー」で記録は23馬力。クラス1での優勝は「マコーミックスーパー」(1954年製)で、8.5馬力を記録した。総合チャンピオンは6シリンダの「インター600」だった。もっとも注目を集めたのが1944年製シボレー4WD陸軍仕様トラックだった。
けん引させる荷ぞりは、イベント用に特別に製作したもので、「ジョンディア60」トラクタの後部がベースになっている。
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