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【土門「辛」聞】
BLコシヒカリの無謀な戦略に勝機はあるか?
- 土門剛
- 第14回 2005年07月01日
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“食味は同等”に根拠なし
北陸農政局新潟農政事務所・消費流通課長が発出した2005年5月10日付け文書「市町村合併に伴う市町村名について」にはたまげた。
標題の通り、新潟県内でも市町村合併がこの春にいくつかあり、それに併せて玄米袋の産地表記について農政事務所が見解を示したものだが、文章の末尾に標題とは違う項目が記載されていたのだ。
(4)その他 「コシヒカリBL」の場合、検査請求者記載欄の品種名は「コシヒカリBL」と記載する。併せて、04年産用に作製した紙袋を使用する場合は、コシヒカリの後BLを付け加えることとします。なお、「コシヒカリ」「コシヒカリBL」が混じった場合の品種名は「コシヒカリ」とする
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土門剛 ドモンタケシ
1947年大阪市生まれ。早稲田大学大学院法学研究科中退。農業や農協問題について規制緩和と国際化の視点からの論文を多数執筆している。主な著書に、『農協が倒産する日』(東洋経済新報社)、『農協大破産』(東洋経済新報社)、『よい農協―“自由化後”に生き残る戦略』(日本経済新聞社)、『コメと農協―「農業ビッグバン」が始まった』(日本経済新聞社)、『コメ開放決断の日―徹底検証 食管・農協・新政策』(日本経済新聞社)、『穀物メジャー』(共著/家の光協会)、『東京をどうする、日本をどうする』(通産省八幡和男氏と共著/講談社)、『新食糧法で日本のお米はこう変わる』(東洋経済新報社)などがある。大阪府米穀小売商業組合、「明日の米穀店を考える研究会」各委員を歴任。会員制のFAX情報誌も発行している。
土門辛聞
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