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土門「辛」聞

全農の度重なる不祥事に農水さじを投げるか

暴力団の舎弟企業でもこれほど法令に背くことはしないのではないか。性懲りもなく不祥事を連発し、監督官庁の農水省を呆れさせてきた全農のことである。
 暴力団の舎弟企業でもこれほど法令に背くことはしないのではないか。性懲りもなく不祥事を連発し、監督官庁の農水省を呆れさせてきた全農のことである。

 いきなり過激な表現を使ったが、全農秋田県本部(旧秋田県経済連)とその子会社がやらかした法律違反、制度無視の超乱脈経営の実態を知ってもらえれば納得いただけるだろう。全農秋田のホームページには、不祥事の概要が「農家から販売を委託されている米を流用し、子会社の延滞債権の消し込みをして決算の粉飾を行ったこと。米の価格を維持するために、物流のない架空取引を行い価格形成の秩序を乱したこと。以上の行為により補填金を不正に収受したこと」と紹介されている。

 この問題が新聞やテレビなどで報じられると、全農の種市一正会長ら全農幹部が4月21日夕、農水省の須賀田菊仁同省経営局長を謝罪に訪れたが、同局長から異例の「指示」を受けている。

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