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編集長インタビュー

主張でき、責任を取れてこそ“経営者”

 農家が自立するには自分で値をつける直売所がベスト――という考えで、直売所「みずほの村市場」を運営する長谷川久夫氏。農家が競って、農産物の品質を追求する仕組みを作りあげ、現在では一農家の平均売上げは600万円を越える。農業法人を束ねる全国農業法人協会の会長も務める長谷川氏に、法人を含め農家は何をすべきなのか、経営者を育てるための手法などを聞いた。

みずほに出さなくてもやっていける農家を育てる


昆 直売所を開設した目的からお聞かせください。

長谷川 最初は専業農家をやっていましたが、自分で価格をつけられないことが悔しく、「こんなことではメシが食えない」と思い、1970年から造園業を始めました。花や木を作るところから工事まですべてを引き受けました。
 その後、造園業は他の人に譲って、1990年にみずほをオープンしました。でも、自分の農産物を売ることが目的だったわけではありません。自立した農家を育てたいという思いからです。農家の作る物と消費者の欲しがるもののミスマッチが大きい。そのために自立ができない。だから物事がよく見えず、視野も広がりません。消費者とのつながりが持てる直売所を作って、自立した農家を何人育てられるか、挑戦しようと思いました。

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