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世界の農業機械・資材トレンド

オーストラリア、南アフリカ、米国、フィンランド、フランス

ケースインター社の赤い機体とジョンディア社の緑色の機体、双方を含んだ21台のコンバインの車列が、クィーンズランド州の道路を一斉に進んだ。これから南に向かい収穫を行うためだ。この車列全体で車体価格は700万ドル(約7億3,000万円)にもおよぶ。全てヴィクトリア州のコントラクター、サウザン・アグリック・サービス社の所有車だ。

Harvester army marches on


ハーベスタ連隊、大行進 From Australia

 ケースインター社の赤い機体とジョンディア社の緑色の機体、双方を含んだ21台のコンバインの車列が、クィーンズランド州の道路を一斉に進んだ。これから南に向かい収穫を行うためだ。この車列全体で車体価格は700万ドル(約7億3,000万円)にもおよぶ。全てヴィクトリア州のコントラクター、サウザン・アグリック・サービス社の所有車だ。

 同社社長のスチュアート・ガウレット氏は、1977年にたった1台の車両でこのビジネスを始めた。それが今や自ら軽飛行機に乗り「司令センター」との連携でコンバインの車列を指揮するまでになった。現在、同社のスタッフは、農場監督、貯蔵所管理者、コンバイン運転手などから成る32名。ガウレット氏を乗せた飛行機は、ハーベスタの車列から常に1時間以内を飛ぶ。

 同氏は今、ケース社の新型コンバイン「AFX8010」3台の作動状況を注意深く観察している。この他には、ジョンディアの「STS」が5台と、ケースインターの「IH2388」が13台ある。全車両合わせると1シーズンに64,000~68,000haの面積を収穫する。

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