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【読み切り】
下落続く田畑の価格・小作料
農地規模拡大へ追い風!?
平成8年3月現在の全国田畑の価格、小作料調査まとまる
- 編集部
- 1996年10月01日
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平成8年3月現在での「田畑価格及び小作料調」が公表された。この調査は(財)日本不動産研究所が毎年実施している全国調査で、今年は都道府県で農地事情が最もよく反映していると判断された約1500の市町村を対象として実施された。より正確な価格・小作料を把握するため、宅地開発や過疎化により生じた価格・小作料の特異な騰落を示したものは集計対象から除外されている。また、田畑の生産力及び耕地条件により「上の中」「普通」「下の中」に品等区分されている。
全国平均の「普通」10a当たりの田畑価格は、田が113万2千円、畑が 63万1千円で、前年に比べ田は2.2%の下落で4年連続、畑は2.3%の下落で5年連続の下落となり、下落幅は昭和30年以降最大となった。圃場整備による耕作条件の良化などによる価格上昇分よりも、米価の据置き等による農産物価格の低迷、農業従事者の高齢化等による農業労働力の減少、新食糧法の施行、宅地等の地価下落の影響などによる価格下落分のほうが上回ったためとされている。
価格
全国平均の「普通」10a当たりの田畑価格は、田が113万2千円、畑が 63万1千円で、前年に比べ田は2.2%の下落で4年連続、畑は2.3%の下落で5年連続の下落となり、下落幅は昭和30年以降最大となった。圃場整備による耕作条件の良化などによる価格上昇分よりも、米価の据置き等による農産物価格の低迷、農業従事者の高齢化等による農業労働力の減少、新食糧法の施行、宅地等の地価下落の影響などによる価格下落分のほうが上回ったためとされている。
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