ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

世界の農業機械・資材トレンド

システム・バースト社、クベールネランド社、スタンデン・リフレックス社、レコ社、ワイマ社、ハーバード社


 堆肥は油圧駆動式スラットチェーンによって後部の散布装置に搬送され、2列の縦軸ビータによって最大幅12mで散布される。機械駆動式ビータは堆肥の種類に応じて、パドルを交換することもできる。

 この「EVR8-6」モデルが加わることで、「ジーンティル」のシリーズは容量が6tから14tまで揃うことになる。(FW 4/9号)


-Add polish-


見た目と棚持ちを良くする野菜洗浄機

 ニュージーランドで製造されたワイマ(Wyma)社の野菜洗浄機がこのほどイギリスで販売される。本機は洗浄による“傷み”を防止し、商品の市場価値を高める。特に傷みでロスが出やすい白ニンジンやジャガイモに効果的。

 14列のロータリブラシが並ぶ樽型洗浄槽が、ブラシと反対方向に回転するが、野菜はこの中を通りながらミストスプレーで洗浄される。これだと、汚れがたまる洗浄水に浸すよりもきれいに洗浄でき、従来の洗浄機にはよく見られた黒ずみも付かずに済むと同社では話す。乾燥すると目立つ白ニンジンの白い表皮も取り除ける。ジャガイモの目のへこみの泥も落ち、表皮にはツヤが出せる。

 ブラシの種類も豊富で、洗浄槽の回転速度も調整可能。表皮にキズがつく心配がほとんどない。表皮の弱い早生の作物も難なく扱えるという。最大のモデルは10tの容量がある。(FW 5/14号)


-It’s robospud-


ジャガイモの自動選別機

 ハーバート(Herbert)社製のジャガイモ選別機「オート・ソート」は、自動で傷モノのイモを選別する画期的な選別機だ。洗浄されたイモは、コンベヤー上で整列され、3台の高解像度カメラが待つボックスまで運ばれる。イモごとに最高16枚の画像で記録されると、情報がコンピュータに転送され、設定した数値によって等級付けがされる。未熟イモ、腐り、ヒビ、傷、病気、変色などの欠陥が検出できる。イモの大きさ、重量による選別も可能。気圧制御アームが、コンピュータが判断した等級(優、良、不可)に応じて3つのラインに選別する。

 タッチスクリーンの制御装置で作業モニターや数値の変更も簡単にできる。

 欠陥イモの75%以上を選別できる精度は、人間よりも正確で信頼性があると同社は話す。(FW 5/14号)

関連記事

powered by weblio