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【世界の農業機械・資材トレンド】
ボブキャット社、スパルディングズ社、シンジェンタ社、コンスキルド社、エムネス社、ワイマ社
- 編集部
- 2004年12月01日
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-Let it- ブレードが変形する除雪車(ボブキャット社)
本格的な冬が到来すると、いつ突然の大雪に見舞われるかわからない。仕事で毎日使うトラックやミルクタンカーは、降雪時でも稼働させなければばらない。そこで必要となってくる除雪機シリーズをボブキャット(Bobcat)社では販売している。標準ポジションでは、ブレードを斜めに設置し、車体の左右それぞれに雪を押し出す。ブレードは中折れ式でV字型にすることもできる。同社では、このV字型が降雪量の多いときにより効果的に除雪ができる形だとしている。
-Get tight- 電気牧柵の張力を維持させる(スパルディングズ社)
電気牧柵はピンと張っていなければ意味がない。しかし設置や固定、ワイヤーを張るのは意外と難しい。トラクタや垣根のせん定車、また四輪駆動車で引っ掛けて張る場合、特にそう言える。「テンスレーター」は絶縁素材でできており、設置や電気ワイヤーを張るのが簡単だ。またこの器具は、個別の絶縁杭やワイヤー伸張器具が不要で、ワイヤーのねじれも防げる。ワイヤーは時間がたつと緩むものだが、この装置を使えば張力のある状態を保てる。ワイヤーを張るプライヤーと伸張させるユニット25個のセットで価格は、92.59ポンド(約1万7000円)。ホームページはhttp://www.spaldings.co.uk/。(FW/6月23号)
-Nozzle to- 新型スプレーノズル(シンジェンタ社)
この秋発売された新型スプレーノズルは、スプレーの噴霧効果を改善し除草効果を高めたと、開発元のシンジェンタ社では話す。同社の販売した「ホークノズル」は、除草剤「ホーク」と共に使うもので、このノズルは前面にスプレーを行うので、雑草の上面ではなく側面にかかり、スプレーの当たる範囲が広がったという。「新型ノズルの試作品を使用してホークを散布した実地試験によると、ノスズメノテッポウの防除効果が97%から99%に改善した。ノスズメノテッポウははびこりやすく、対策が難しい雑草で、ぎりぎりまで防除することが必要」と同社のアリソン・ボッシャー氏は話す。
共同開発したシルソー研究所のバトラー・エリス氏も「草の大きさが小さいときほど、ノズルの形状が重要となる。このノズルは、小さな草に最大限の効果が出るよう設計されている」と話す。(FWメルマガ/10月7号)
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